寝て 食べて また寝る

好きなことのあれやそれ

困惑の41番ゲート

 

2019年12月29日18:00開演、

 

Hey! Say! JUMPのコンサート『PARADE』に行きました。

 

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今年、私はHey! Say! JUMPのファンクラブ更新手続きを行ないませんでした。嫌いになったというわけではありません。気持ちが少し離れてしまって興味が薄れてしまったため、なんとなく行わなかっただけです。

 

 

新曲もなにも追っていないため、「美女と野獣っぽいやつ」という認識しかなく、コンサートに行くかどうか数日前、なんなら当日も迷いましたが、ここ数年の年末恒例行事のように東京ドームへ辿り着きました。

 

 

Hey! Say! JUMPのコンサートはデジタルチケット当日発券で、席は荷物検査が終了し携帯のQRコードを読み込むまで自分の席はわからないのですが、入場ゲートだけは事前にわかるのでおおよその席の位置はわかります。

私と友人は41番ゲート、つまり、東京ドームに馴染みのある人にとっては天井席を意味するゲートが示されていました。

 

 

いつものように手荷物検査を済ませ、チケットを友人の携帯のQRコードを読み込んで発券し、混雑のため歩くのがだるくなるくらいゆっくりのスピードで14番通路を探しながら練り歩きました。東京ドーム内は屋台のような飲食店がたくさんあり、いつも指を咥える気持ちで、食べ物を談笑しながら頬張るジャニオタたちを眺めています。

 

 

探した14番通路は一番端で、通路を登るとそれはそれは東京ドームの天井でした。びっくりするくらい天井だった。そして想像よりステージが近かった。

 

 

個人的な意見としては、スタンド後方席も天井席もあまりかわりません。何故なら、スクリーンをメインに観ることになるからです。違いはせいぜいアーティストが大豆に見えるか、米に見えるかくらいなものです。私は天井席も楽しめる人間だと知れて良かった。あと、天井席の良いところは気負わず観ることができます。アーティストに見えるわけがないので(そういうことを言ってはいけませんよ!)、ペンライトもその時の気分で振り、いつもより気楽に観ました。

 

 

25日にHey! Say! JUMPの「獣と薔薇」のMVを鑑賞したくらいで2019年の新曲、アルバム曲を何もさらっていない状態で挑みましたが、初見とは思えないくらい曲の印象は良かったです。

 

 

演出面で驚いたのはなんといってもジャニーズの十八番、ムービングステージ。

「ミラクルワンダーマジック」でムビステに乗ったHey! Say! JUMPが360度2回転する演出にはHE★VENSも真っ青だよ。気になる方は2019-2020のジャニーズカウントダウンコンサートをチェックしてみて下さい。Hey! Say! JUMPがムビステに乗って歌う演出があるので、そちらが回転するバージョンをコンサートで行いました。

 

 

私自身、今回のコンサートが楽しめるか不安だったのですが、そんなものは杞憂で、オープニングムービーで推しが映った瞬間「好き!!!!!!」となりました。

同行させてもらった友人に終演後「楽しかった?」と不安げに尋ねられたくらい動きと感情表現に乏しい人間で、はっちゃけるまではいきませんでしたが楽しかったです。

 

 

さて、何故41番ゲートに困惑したか、その話をしていませんでしたね。

 

結論から言うと、私たちは41番ゲートを見つけることはできなかった。

いや、私たちは生真面目に41番ゲートを探そうとしなかった。

 

「41番ゲート見つからないけど入れるんじゃない?」という話になり、41番ゲートではなく東京ドーム2階正面近くの40番ゲートから入場しました。その後、歩き進めながら41番ゲートの出口となる場所は見つけることができました。

 

私1人で行っていたらきっと41番ゲートを必死に探し、きちんと41番ゲートから入場していたことでしょう。

 

つまり何が言いたいかというと、私と友人の組み合わせだと良くも悪くも適当になるということです。電車の乗り換えも何度間違ったことか。そういう間違いの瞬間が楽しくもあります。

 

 

私が次に東京ドームに赴くのはいつになるのでしょうか。見つからなかった41番ゲートが気になります。惰性な私がわざわざ探すなんてことはしないので、見つけるのはまた41番ゲートが示されたチケットを握りしめた日までおあずけになることでしょう。

 

 

 

追記:

 

Hey! Say! JUMPが数年前に比べて仕上がってきてるなと公演中思いました。当たり前だけど当たり前のことではない。

 

彼らが上昇しようと思っていなければそうならないはずです。

特に髙木雄也のここ数年の伸びがすごい。スクリーンに髙木雄也が映された瞬間、脳内でJUMPing CARnivalが自動再生されて、自分の魅せ方を身に付けたんだなあと感慨深くなった。

 

みんな25歳を超え、30歳になるメンバーもでてくる。「可愛い」が代名詞のHey! Say! JUMPも変化して彼らも曲も演出も可愛いだけではなくなっている。

 

今の8人体制で限りなく完成していると私は感じた。「待たずに先に行っている」の言葉の意味を今回のコンサートで理解した。彼らは別の地で頑張っている彼を想いながらも、今のこの状態で仕上げてきているんだなあと。

 

今年、もしくは来年、9人体制でのHey! Say! JUMPに会えることを願っています。