2019/09/25 『RAISE THE FLAG』
9/25(水)に東京ドームで行われた三代目 J Soul Brothersのライブ、『RAISE THE FLAG』に行ってきました。三代目JSBのライブは今回が初めてでした。
ライブ参加のきっかけ
以前、舞台が好きな元同期と鑑賞会を数ヵ月に一度開催していたのですが、その時に元同期が映画「HIGH & LOW」シリーズを持ってきて観たのが始まりです。
「HIGH & LOW」はEXILEや三代目 J Soul Brothers、GENERATIONS等のアーティスト含むLDH事務所の所属者を中心に、ドラマシリーズを始まりとして、映画も多くのシリーズがある、ノリの良い音楽がBGMの血の気の多い喧嘩・アクション・バトル作品です。(表現合っているかな?)
映画シリーズは全て視聴しているわけではないですが、面白く拝見しました。しかし、私は暴力描写が苦手なのでそこまではまりませんでした。ちなみに、本編はほぼ殴りあっています。(苦手なのによく視聴しましたね)
映画シリーズを何本か視聴後、「HIGH & LOW THE LIVE」を観たのですが、アリーナ全てをステージにした、アクションありのド派手な演出もさることながら、このライブの岩ちゃん(こと三代目 J Soul Brothersの岩田剛典)のビジュアルがまァーーーー好みだった!!!!!!
HiGH & LOW THE LIVE DVD/Blu-ray 特設サイト
映画HIGH & LOWシリーズの主題歌、「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」が一番好きです。
というわけで、HIGH & LOWをきっかけにふんわりですが三代目JSBもとい、岩ちゃんを知り好きになりました。
ライブに誘ってくれた元同期はLDHのファンクラブに入っているので、今回追加公演にも申込み(事前に発表されていた21.22日も申込んでいたけど土日だったので当たらなかった)、参加する手はずとなりました。
ライブ参加前の知識と準備したこと
ライブ前の三代目JSBの知識
- メンバーの名前の一部やあだ名はわかるが、NAOKIさんとNAOTOさんの名前が毎回わからなくなる
- 曲はライブでよく歌う曲はなんとなく知っている
→曲の知識はなかったので知っていた方が楽しめると思い、同じツアーの過去のセットリストを参考にiTunesストアで視聴。
準備したこと
特にありません。物販ではフラッグ以外購入する予定はなかったので、携帯、財布、飲み物、モバイルバッテリー、化粧ポーチ(リップ、フェイスパウダー、スティックワックス)を小さいショルダーバッグに入れて持っていったくらいです。
物販
ライブは開場16:00、開演18:00だったので、「まあ、物販は開場の1時間くらい前の15時に並んだら大丈夫でしょ」となめていたのですが、元同期から前日に「物販が2.3時間かかるらしい」とLINEがきたので14時か、遅くとも15時には並ぼうと思い、当日は結局15時ぴったりに列に並びました。元同期は時間の都合上、開場時間以降に東京ドームに着く予定で、開演に間に合わない可能性があったので物販は私一人で並ぶことになりました。
私は水道橋駅から降りて、周りをキョロキョロと見渡しながら歩き、他のライブ参加者と思われる人にならって東京ドームシティ方面に向かいました。これは確かな情報ではないので真偽のほどはわかりませんが、物販列は後楽園駅と水道橋(どちらも東京ドーム最寄り駅)の2つの方向から整列されている、と物販列の前後の人が言っていました。私はシャイニングライブをやっていて周りを見ていないので残念ながら確認できていません!!!
ポケモンGOやシャイニングライブをやりながら物販に到着したのは16時20分頃です。並ぶのがあと30分遅かったらあと1時間は並ばないといけない様子だったので、ベストな時間に並んだなと思いました。
物販会場はジャニーズと似ていました。レジ上にグッズの詳細が貼ってあり、欲しいものを伝えてレジの人に持って来てもらい、会計の流れでした。レジ列がある程度空いたら、数十人(30人くらいかな)で区切って空いている列に並ぶようアナウンスしていました。
物販のタイムスケジュール(需要あるのか?)
15:00 水道橋駅から歩き、物販列に並ぶ
10分間隔で列が進む
(その度にシャイニングライブで3曲プレイする)
16:00 東京ドーム開場
16:20 レジ列に並び、購入完了
レジ列でも10分程並ぶ(前の人次第で前後する)
16:30 開場していたため、入場
席番の関係で11ゲートから入ったのですが、
混むと有名だったのですぐに入場することに
しました
ライブの印象
ステージについて
会場に入ってまず驚いたのが、前方にあるメインステージがなく、センターステージのみであったこと!開演前はステージを覆い隠すように天井から7人個別に写った幕が垂れ下がっていて、すっごくかっこよかった。
センターステージ以外はトロッコのようにドームを回る1人用の小さいステージと全員乗れる大きさのステージがあって、スタンドやアリーナ後方の人もかなり近くで見ることが出来ました。
演出について
1番最初にメンバーが出てくる時が最強にかっこよかった!ドームの円周のトロッコ道(という表現であっているのか?)に7つのステージ、そのステージの上にドンと王座が現れて、周囲が暗くなってパッと明るくなったらメンバーがそれぞれ王座にかっこよく座っていて、そのままぐるぐる回るんですよ。王座演出ほんと〜〜〜にかっこよくて好き!!!
トロッコステージとセンターステージを使い分けてライブが進んでいくんですが、センターステージは四方全てを均等に向いて歌ってくれるのでどの席でも本当に楽しめる!
セトリについても驚いたことがあって、MCが全くないんですよ。かろうじて1番最後にメンバー1人1人感想述べていたくらいで、始まりから終わりまで歌とダンスで構成されていて、アーティストとしてのかっこよさを感じた。MC特有の中だるみがなく、だからこそ余計にライブがいつの間にか終わっていてびっくりした。昔はMCがあったらしいのですが、私は今のMCないセットリストがおそらく彼らの魅力が最も発揮される形なんだろうな、と初参戦ながら思いました。歌とダンスと演出が全てで、言葉はなくともそれだけで彼らが最高のアーティストだと感じられる。
基本的にどの曲もツインボーカルとダンスですが、全員でスタンドマイク使う曲があってめちゃめちゃにかっこよかった。ジャニーズでみるスタンドマイクプレイはなんだったのかと思うほど、彼らはスタンドマイクの扱いに長けていた。スタンドマイクがぐわんぐわん回り、静と動の動きが統率されていて、でもそれぞれ個性が出ていて本当に最高だった。
ちなみに、アンコール曲はありましたが、アンコールのかけ声はありませんでした。アンコール前にメンバーがはけてからスクリーンに2020年のイベント情報が英語でかっこよく流れて、その映像後にアンコールが始まりました。アンコールのかけ声論争が起きない現場っていいな…、と純粋に思いました。
映画「HIGH & LOW」でLDH事務所が演出や衣装に金を惜しまないことは知っていましたが、衣装は本当にどれも最高でした!私はビジュアル厨なので推しが最高の衣装を身にまとっていないと不満な人間なのですが、三代目JSBは誰一人妥協した衣装を着ていなかった。衣装も演出の一部だと捉えているので、ライブの世界観とバッチリ衣装が合っていて、その点も大変満足でした。
ライブ前後のメンバーの印象変化
・NAOTO(なおと)
三代目JSBが好きな人にダンスがグループ内で1番上手いのは誰か尋ねた時、「NAOTOはレベルが違う」と言っていた。どんなもんだろう、と他のメンバーと比較しようと思いましたが、運動神経皆無の私にはみんなダンスが上手く見えて、どこがどうブッちぎっているのかわからなかったです。
・NAOKI(なおき)
事前知識は「グループ最年長、みんなのパパ」。身長が高く手足も長いので、動きが大きく、1人だけダンスが異様というか、別次元のものに触れている感覚だった。
・ELLY(エリー)
以前ライブの鑑賞会した時には感じなかったのですが、生で見るとすごくセクシーで、正統派ではないけど顔が整っていると驚き、認識を改めました。トロッコの1人用ステージの時にファンに手を振るなど、1番ファンサをしてくれていたと思う。ものすごく好感度が上がった。
・山下健二郎(やましたけんじろう)
私はテレビをあまり観ないので正しいかわかりませんが、メンバーの中でもバラエティに多く出演している印象があり、グループ内で面白く笑いを取りにいくポジションなのかな?と思っていました。MCがないのもありましたが、パフォーマンスはとてもかっこよく、ダンスのパフォーマンスとメディアでの切り替え方がファンにとっては魅力的なんだろうと感じました。
・岩田剛典(いわたたかのり)
何も知らないが顔面の整い方が好き。三代目JSB好きな人曰く、「岩ちゃんは信頼できる」とのこと。スペックの高さが異常。ライブ中は基本的に岩ちゃんを目で追っていました。いついかなる瞬間も可愛かった。自他共に可愛いポジションであることは認識しているはずだが、あざとい真似や発言は一切しないところが本当に好感度高い。
・今市隆二(いまいちりゅうじ)
好感度爆上がりした人物その2。クールな人なのかなと思ったが、歌っている最中や話している時にニコニコと笑顔で、と同時にポンコツでふにゃふにゃな場面もあってギャップが凄まじい。
・登坂広臣(とさかひろおみ)
キング。かっこよさが突き抜けている。中途半端なかっこつけ方ではなく、どの瞬間を切り取っても王のように悠然で堂々として威厳もあった。今まで見た人の中で1番、「かっこつける」が様になって、レベルの違いを感じた。文句のつけようがなくかっこいい。そして、その裏には隙を見せないほどの努力をしてきた人なんだな、と初見の人にも思わせ、この人は上り詰めて当然の人だと納得した。
これはシンメ厨の戯れ言ですが、今市隆二と登坂広臣のツインボーカルという形は最高。バラード曲の中にステージに2人だけで、かつ背中合わせで歌う場面があり、たまらなく好きだと身に染みて思いました。ライブ後に「ツインボーカル最高」と同行者の元同期に話したら、2人はオーディションからの同期と教えられ、より一層骨身に染みました。
他のライブとの違い
グッズ
今までのライブでペンライトしか振ってこなかった私は今回初めてフラッグを振りました。アイドルばかり追っかけてる私にはフラッグはすごく新鮮で、「え、どうやって振るの?振るタイミングはペンライトと同じなのか?」と光らない棒に戸惑いました。結局、意識はしていませんでしたが、ペンライトと同じように振っていました。ただ、ペンライトを使用するライブが統率感のあるものだとしたら、フラッグだと個人が自由に振っていた印象でした。
女性ダンサーとの絡み
これはLDH事務所特有のものだと思います。
まず、三代目JSBのMVをいくつか観て頂きたい。
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / 「R.Y.U.S.E.I.」Music Video - YouTube
これは『R.Y.U.S.E.I.』のMVです。
メンバーと女性ダンサーのセクシーなシーンがある曲がとても多いんですよ。私は異性とのセクシーシーンのあるMVだけでも充分驚いたのですが、なんとライブの曲でもこの演出があったんですよ……!!!
背後から抱きしめたら、キスのように顔を近付けたり、ゆっくり押し倒して擬似性行為を思わせるものだったり……。
何が面白いって、メンバーと女性ダンサーがカメラに抜かれて何かするたびに、会場中が「ギャーーー!!!」と、阿鼻叫喚の嵐だったこと。特に登坂広臣と岩田剛典のターンは凄まじかった。私はもともとライブでセクシーなもの見せつけられると笑っちゃうたちなんですが、周囲の絶叫により終始笑ってしまって、曲どころではなかった。周囲の反応を割合で示すと、叫ぶ人:笑う人:ただボーッと観る人=1:1:1の割合くらいでした。背後から刺されたらたまったもんじゃないので爆笑は控えて、声を殺して手で押さえて観てました。ジャニーズのライブでは女性との絡みは絶対に考えられないので、演出、ファンの反応とともに大変楽しめました。
物販
物販については先程も記述しましたが、ここでは他のライブ(特にジャニーズ)との比較について述べていきます。
三代目JSBはLDH内でも勢いがあって世間の認知度も高く、数多くいるアーティストの中でもトップクラスのファン数だと思います。ファン数からして、おそらくジャニーズのような感じだろうと物販に臨みましたが、甘くみていた。
ジャニーズのライブは私がツアー中旬に行くこともありますが、スルスル進んで10分もあればグッズの買い物が終わります。ジャニーズと同じ規模くらいだろうから、三代目JSBの物販時間も同じとは限らないと今回学びました。アーティストによって全然物販は違うので、グッズを買う場合は事前にある程度の所要物販時間を考慮して会場に向かうことは大切ですね。
レジ上のグッズ表やレジでの買い方、スタッフの対応はジャニーズと同じでした。ただ、グッズがめちゃくちゃ多かった!本当にびっくりした。追加公演だったこともあり、追加グッズもあったんですよね。そのせいもあって余計わけがわからなかった。ジャニーズはメンバー個人のグッズが多いのに対し、メンバー個人のグッズは少なかったのですがメンバーそれぞれに担当カラーがあって、デフォルメグッズもあったりして、「アイドルじゃん……」となった。
その他感想
東京ドームで初のアリーナ席
私はHey! Say! JUMPのコンサートで東京ドームは何回か入ったことがありますが、全てスタンド席で、今回初めて東京ドームのアリーナ席に入りました。
当たり前ですが、アリーナはめちゃくちゃ近い!!!!!!アーティストが見える!Hey! Say! JUMPのコンサートをスタンドから観ると、みんな豆粒で担当カラーの衣装を着ているのに自担が見分けられない。「あれが中島裕翔…ではなくて伊野尾慧か」と何度なったことか。今回はそんなことが全くなく、きちんとメンバー1人1人見分けることができました。
チケットゲートを過ぎてアリーナに入り、「近くない!?近くない!?」と感じる瞬間がたまらなく好き。
スタンド席では手に入れられず、アリーナ席だと手に入るもの、それは銀テープです。運が良ければ取りたいなと思い、銀テープが降ってきた時に手を伸ばしましたが当然のように周囲の人にかすめ取られ、元同期と私の真上に降ってきた銀テープを2人で取り、元同期が譲ってくれました(元同期はその時すでに自分の銀テープを確保していました)。銀テープを取る体験がしたかったので、手に入れた銀テープの扱いに困りましたが、三代目JSBが好きな知人に譲りました。私が持っていても宝の持ち腐れにしかならないので、どうせなら好きな人に譲りたいなと思っていたので好きな人に渡せて良かった。徳を積みました(自分から言っては徳にならないじゃんね)。
曲の振り付け
よくライブで歌われる『J.S.B. DREAM』という曲があって、今回のライブでもセトリに入っていました。その曲に軽く振り付けみたいなものがあって、親指以外の指をくっつけて両手を軽く重ね合わせ、三角形を作り頭上に掲げる振り付けです。曲前、曲間にやるんですが、手を上げ下げしたり、メンバーの指示通り掲げたままにして、特有の宗教っぽさと共に、「この動きする今の私ってギャルでは!?!?」と笑いそうになりながら、恥ずかしさもありつつ振り付けを楽しんでやりました。
三代目JSBのファンについて
これは偏見ですが、ライブに行く前は三代目JSBのファンは10代、20代のファンが多く、髪色明るめ・バチバチメイク・露出の多い服のギャルや、サーファーのような容姿に破けたズボンを履いた男性が大半を占めているものばかりだと思っていました。
実際は10代、20代に限らず、50代以上と思われる方もたくさんいて、親子や夫婦で来ている人もいました。声優や2次元関連、ジャニーズのライブは10代、20代が多いですが、三代目JSBはメディア露出が多いこともあってファン層が本当に広いんだな、と物販や席の周囲の人を見て思いました。
総括
普段行かないようなアーティストのライブなので、物販やら周りの雰囲気やら行く前は心配でしたが、全くの杞憂でした。うたプリ、声優、ジャニーズのライブでは観たことがない演出ばかりで、とても新鮮さがあり、比較するのも楽しかったです。来年の告知を見る限り大規模なことをやるみたいなので、来年もライブに行ってみたいな、と思いました。
初めての三代目 J Soul Brothersのライブが楽しい体験となり良かったです。来年も楽しみにしています。