寝て 食べて また寝る

好きなことのあれやそれ

2月の本

 

2月に読んだ本。個人の感想なので好き嫌いも書いてあります。漫画→BL漫画→BL小説の順。

 

漫画

月刊少女野崎くん10巻

いやあ、やっぱり堀ちゃん先輩・鹿島くんペア好きですねえ。海水浴、カラオケ回良かった。若松・結月も当たり前に良かったし前巻あたりから野崎・千代ちゃんも良い感じで面白い。まあ、いずれもくっつかないんですけど。

 

ヴァンパイア騎士memories 1·2巻

ヴァンパイア騎士 memories 1 (花とゆめCOMICS)

ヴァンパイア騎士 memories 1 (花とゆめCOMICS)

 

ヴァンパイア騎士本編のすきまとその後の話。ところどころ泣きそうになりがながら読んだ。瑠佳と暁、零と愛の話がとても好きだった。花とゆめらしからぬドロドロ具合なんだが、優姫、零、枢のお互いに対する感情の複雑さがグッとくるんだよな。3巻以降で優姫と零の付き合い場面読めるのかな…。

 

黒伯爵は星を愛でる 1巻

黒伯爵は星を愛でる 1 (花とゆめCOMICS)

黒伯爵は星を愛でる 1 (花とゆめCOMICS)

 

LINE漫画無料時に読むが途中で読むのをやめた。2.3ページ読んで「花と悪魔じゃん!」って思ったくらい、この作者のおそらく前作に世界観が似てる。面白いっちゃ面白いけど、花とゆめにしてはストーリーが幼すぎると思うのでなかよしやちゃおの方が合う気がする。「花と悪魔」の方が面白くて絵も安定していたと思う。

 

QQスイーパー 全3巻

QQスイーパー 1 (フラワーコミックス)

QQスイーパー 1 (フラワーコミックス)

 

 

クイーンズ・クオリティ 1巻

LINE漫画でクイクオ1巻まで読了。タイトルは違うけど、全く同じ話で、実質クイーンズ・クオリティ1巻がQQスイーパー4巻。めちゃくちゃ面白かった!欲しい!「電撃デイジー」の作者だけど、やっぱり面白いし、内容は全然違うのに、関係性や設定が似てて電撃デイジーの波動を感じた。あと、絵がめちゃくちゃ好きだな!掃除が魔狩りみたいなものに繋がるとは思ってなかったし、玖太郎の今後がもう切ないし顔面良いしかなり良かった!少女漫画なのにガッツリバトルがあって、でもラブコメがしっかり地固めしてるあたりこの作者だよな〜となる。友人が1番好きな漫画というだけある。

 

パレス・メイヂ 1巻

パレス・メイヂ 1 (花とゆめコミックス)
 

LINE漫画1巻無料。いかにも花とゆめって感じの話だったな!彰子様のビジュアルも内面もとても好きだし、話がこれからどう進むのか大変気になる。

 

カラクリオデット 1巻

LINE漫画1巻無料。「藍ちゃーーーん!」という印象だった。うたの☆プリンスさまっ♪の美風藍くん好きな人に是非読んで欲しい!「神様はじめました」の作者で、それはそれは当たり前に面白かった。ロボットのオデットが人と関わる中で感情等を知っていく話。ゆっくり日常のお話なのでそういうテンションの日に読みたい。

 

ユキは地獄に堕ちるのか 1巻

ユキは地獄に堕ちるのか 1 (花とゆめCOMICS)

ユキは地獄に堕ちるのか 1 (花とゆめCOMICS)

 

昔、作者の他の漫画読んだこともあってLINE漫画1巻無料で読んだけど、こちらもなかよしやちゃおのように感じましたね。ちょっと安っぽいストーリーだったかな…。ヒロインが好きな俺様男に納得できないし、当て馬と思われるヒロインに一途なあきら君の方がずっと好き。少女漫画って当て馬の方がヒロインに一途で、当て馬の方が好きな確率高かったなと思い出したし、比較的攻めが受けに一途なことが多いBLを好む理由を改めて思い出した。

 

薔薇王の葬列 1·2巻

薔薇王の葬列 1 (プリンセスコミックス)

薔薇王の葬列 1 (プリンセスコミックス)

 

最初わけがわかんなくて切ろうかなと思いつつ2巻まで読んだら気になっちゃうな… シェイクスピアが元らしいから、そこら辺の知識あるとより理解出来そう。男でも女でもあるリチャードが色んな人とフラグ立てまくりなので誰とどうなるんだろう。

 

ちひろさん 1巻

ちひろさん 1 (A.L.C. DX)

ちひろさん 1 (A.L.C. DX)

 

元風俗嬢という言葉の強さに引かれてLINE漫画1巻無料読了。風俗嬢でも弁当屋でも変わらない自然体なちひろさんがすごく魅力的で、ただ彼女も苦しさを抱えているのは他の人同様だったので憧れと共感をもちました。前作の風俗嬢時代の「ちひろ」も読んでみたい。

 

アシガール

アシガール 1 (マーガレットコミックス)

アシガール 1 (マーガレットコミックス)

 

少女漫画っぽくない表紙が気になってLINE漫画1巻無料で読んだら面白かった!ラブコメというか今のところギャグ漫画かな?冊数結構出てるみたいなので気になる。主人公が未来を変えられるのか、若とどうなるのか気になりますね。

 

星上くんはどうかしている

絵が花ゆめっぽいと思ってLINE漫画1巻無料で読了。まあまあ面白かったけど続き読まなくても良いかな。主人公特有のフラグがたっている人にはガツンと正論を言って相手をハッとさせるくせに本人はぐずぐずとしているあたりがちょっとイライラしましたねえ。続きが気になるには気になる。主観で弟×兄です。

 

BL漫画

 

恋するインテリジェンス

ultimate(1)ペーパーワークス集

待ちに待ったペーパーワークス集!!!応募者全員サービスの小冊子や本誌のおまけ等、単行本になっているもの以外が詰まった1冊!!!聖前・桃月の話がいっっっっちばん好きだったな… 本編で1冊みっちり1組に特化して話が進むようになったので、鶏楽・愛染、春日・木菜、聖前・桃月、牛通堂・千散がそれぞれ1冊の話になることを切に願ってる!!!

 

こんなの運命じゃないから勘違いしないで 上

待ちに待った単行本ーーー!!!いつの間にか発売されてて焦った!アニメイト特典のペーパーも良かった…。次の巻で終わってしまうことが悲しい……。攻め2人と受け1人がラブラブな3P本!!!攻め同士も絡みあるので新たな性癖が開発されていく。めちゃくちゃに大好き。

 

マウリと竜

ずっと気になってて、でも「神様と恋人……?しかも動物……どういうこと?」と思っていたけど短編集の詰め合わせで、すごくすごく良かった。短編集なのにどれもよくお話がまとまっていて面白い。直接的なエロシーンはほとんどなくて、すごく優しいお話だった。どの話も同じくらいとても良かった。友人に借りて読んだので次の巻買おうかなあ。



BL小説

 

嫌よ嫌よも好きのうち?

嫌よ嫌よも好きのうち? (ディアプラス文庫)

嫌よ嫌よも好きのうち? (ディアプラス文庫)

 

月村奎作品。幼馴染もの。するする読めて優しい物語を書く作者さんだなと思った。これは好きな子ほどいじめちゃう攻めと天然で物事に疎いけど素直な受けでほどよく甘いお話だった。楽しかったけど攻めの態度が受けに対してちょっとキツい(受けが物事に鈍感すぎるのも要因)のでストレートで好きという感じではなかったかな。

 

ずっとここできみと

ずっとここできみと (ディアプラス文庫)

ずっとここできみと (ディアプラス文庫)

 

幼馴染もの。ずっと受けのことが好きな攻めと素直じゃない受け。攻めの将来や運命に対しての考え方がすごく好きだった。読みながら精神が安定するのを実感したので、テンションのMAXを10とすると8くらいにテンションを抑えたい時におすすめする(どんな時だよ)。ほどよいテンションで精神が安定するので月村奎作品好きなんだなあ。

 

きみはまだ恋を知らない

きみはまだ恋を知らない (SHYノベルス)
 

読んだ月村奎作品3作の中で1番好きだった。なんなら泣きそうになった。2人の速度でゆっくりと一つ一つ幸せというのを確かめ合うように近づいていく切なさと温かさを併せ持つ作品だったな。受けが性嫌悪症でテンカウントのようだと最初思った。潔癖症の人ってキスや性行為は大丈夫なのか不思議だったけど、潔癖症の知人がキスや性行為は大丈夫と言っていたので例外なんだなと思って読んでる。媚薬が出てくるのですが、ここまで正しい媚薬もののストーリーを私は見たことがない。

 

掌の檻

掌の檻 (リンクスロマンス)

掌の檻 (リンクスロマンス)

 

他の作品よりもボリュームがあって驚いた。宮緒葵さんは美人受けが多いので、最初は「受け攻め逆じゃない!?リバ!?」と焦ったけどリバではないので安心した。受けの精神状態が急に変わってしまうのでちょっとついていけない部分はあったがやはり楽しく読めましたね。攻めの不安定さをわかってて檻に自ら飛び込んだ受けだけど、そう変えさせたのも攻めなのでうーんと唸りつつやっぱりオレは好きでした。

 

悪夢のように幸せな

悪夢のように幸せな

悪夢のように幸せな

 

宮緒葵さんの作品大好きだけど、唯一ダメだったなあ。攻め2人なんだけど、3Pじゃなくて受けを取り合って1人の攻めが受けを手に入れます。もう一方の攻めがあまりに可哀想で無理だったな…。

 

地獄の果てまで追いかける

女装もの元々好きじゃない上にこちらは攻めが女装してるんだけど、好きだったなあー!文章だったから大丈夫だったのかもしれない。前世の執着が現世に持ち越されてファンタジー満載なんだけど、宮緒葵先生お得意のわんこみも多少感じれて楽しく読めた。

 

愛犬志願

愛犬志願

愛犬志願

 

ずっと読もうと思ってたやつをやっと読んだよ!作者の作品の中でもコメディちっくで読みやすいと思う!ただ、読んでる途中で驚愕したけど獣姦ありなので苦手な人は吟味した方が良いかも。私も獣姦は読んだことないし絶対無理だと思っていましたが、楽しく読めましたね… 苦手な人でもかなり読みやすい獣姦だと思う。宮緒葵作品のわんこ攻め好きな人は絶対読んだ方が良い。

 

オタクな俺がリア充社長に食われた件について

オタクな俺がリア充社長に食われた件について (二見書房 シャレード文庫)

オタクな俺がリア充社長に食われた件について (二見書房 シャレード文庫)

 

丸木文華さん自身もコメディ調と言っているとおり他作品に比べて軽く読める。しかし、他作品よりもエロが多くSMやイメージプレイ等多岐に渡っているのでエロ読みたかったらおすすめ。

 

いじめっ子

いじめっ子 (B-PRINCE文庫)

いじめっ子 (B-PRINCE文庫)

 

幼馴染もの。学校や社会でのカーストによる受けの劣等感がひしひしと伝わってきて、カースト上位の攻めに苛立ちを覚えるあたりとか痛いくらい共感できた。他の丸木文華作品より爽やかさがあると思う。

 

パペット

パペット (キャラ文庫)

パペット (キャラ文庫)

 

丸木文華さんこの手のタイトル多いなあと思った。『言いなり』や『いじめっ子』のようにタイトルに二重の意味があるけど、その中でもより際立ってたな。受けの理想でなければ忘れられてしまうので攻めは受けの理想となるように動かなけらばならないのが本当にグッときた。

 

蜜華の檻~堕ちた麗人〜

蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ (角川ルビー文庫)

蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ (角川ルビー文庫)

 

病気の姉どうするのかなと思ったら、「そんなあっさり!?」って感じだった。絵もあるんだろうけど、受けを買収するという点で作者は違うが『奈落の底で待っていて』と似てると思った。

 

記憶喪失男拾いました〜フェロモン探偵受難の日々〜

記憶喪失男拾いました ~フェロモン探偵受難の日々~ (講談社X文庫)

記憶喪失男拾いました ~フェロモン探偵受難の日々~ (講談社X文庫)

 

エロ多めのラブコメ。普段の丸木文華作品ではないので他の作品苦手でも読めると思う。エロに関する言葉の掛け合いがコメディチックでエロエロだけど読みやすい。探偵シリーズもの。Kindleで安くなってたら買っていきたい。

 

学園潜入してみました〜フェロモン探偵さらなる受難の日々〜

学園潜入してみました ~フェロモン探偵さらなる受難の日々~ (講談社X文庫)

学園潜入してみました ~フェロモン探偵さらなる受難の日々~ (講談社X文庫)

 

探偵もののミステリーありだけど、犯人の供述場面がちょっと陳腐だったな。ただ、どう進むのかな?とわくわくして読むことが出来た。やっぱり制服着せて「せんせえ…」って呼ばせるプレイっていいよな。

 

罪の蜜

罪の蜜 (講談社X文庫)

罪の蜜 (講談社X文庫)

 

1回目読んだ時も面白く読んだのだけど、どんな内容だったか思い出すために2回目読んだら「めちゃくちゃ良い……」となった。こちらはほの暗いメリバということで良いのではないでしょうか。わんこみが感じられるのは丸木文華作品ではめずらしい気がする。受けの彼女がかなり好き。

 

霧の楽園

霧の楽園 (角川ルビー文庫)

霧の楽園 (角川ルビー文庫)

 

読んだBL小説の中で『渇仰』と同じくらいときめいた話だった。ときめいたという表現が正しいのかわからないけど、心臓がぎゅっと痛んで何度読んでもたまらなく好きだった。丸木文華作品の中でも『mother』の次か同じくらい好きかもしれない。最後の葵の手紙が答え合わせのような話だったけど、どうしようもなく攻めが受けを求める理由に個人的に納得がいった。何か欠けていたり抱えていたり飢えていたりするのをお互いで補い合うBLがめちゃくちゃに好きですね。ミステリーっぽくもあって、ある事柄を示唆する内容は書いてあっても明確に書かれていないため想像で補わなければならないところに歯痒さを覚えつつ、そういうところもまた好きでした。

 

ブライト・プリズン 学園の美しい生贄

犬飼ののさんは他のシリーズで気になってたんだけど、こちらを勢いで買ってしまったな。結果としては面白くて、めちゃくちゃ設定作りこんでる印象だった。メインの受け攻め以外にも結構登場人物出てくるんだが、シリーズものなので1冊目では脇役があまり触れられず気になる書かれ方で留められているので続き買おうか迷っちゃう。最後の椿姫の独白が1番好きだったかもしれない。椿姫のみが知ることを2人が知る未来は来るのかものすごく気になる。

 

溺愛調教

溺愛調教 (キャラ文庫)

溺愛調教 (キャラ文庫)

 

エロが読みたくなったら西野花先生……。とあるブログで見かけて元々気になってて、割引のタイミングで購入。攻めが寝取られ性癖があるために攻め受け両想いだけど4P。

 

妄愛ショコラホリック

妄愛ショコラホリック (白泉社花丸文庫 か 7-3)

妄愛ショコラホリック (白泉社花丸文庫 か 7-3)

 

一途なストーカー攻めと聞いて読んだ。やってることは保管タイプのストーカーだけど怖さはないし甘めのストーリーだったな。当て馬が受けにアタックするのでそこそこ出てくる。

 

交渉人は黙らない

有名なシリーズだけど、当たり前に面白かったよなーーー!!!シリーズものの1巻だから甘さは少ないものの、これから絶対さらに2人の関係性が面白くなるのがわかるストーリーだった。攻めは長い片想いだし、受けは煮え切ってないしこれからが楽しみですね…。

 

宵越しの恋

いやあ……良かったですね。ストーリーにも出てくる和菓子のような優しさと甘さが詰まった話だった。それだけでなくて受けが中学生の時に感情のコントロールや人の目を気にして攻めに辛い思いをさせてしまっていたと後悔するところはうるっときた。本当に優しいお話だった…。

 

 

今月もBL小説月間になってしまいましたね。漫画は1巻試し読みも含めて書いた。やっぱり花とゆめ作品は好みのものが多いと感じつつ、作風が変わってきていることに時代の流れも感じましたね……。

BL漫画はもとから好きな作品2冊、借りた作品1冊なので新しい作品に手を出してないんだよなあ。恋インはこれからの出版予定も決まってるので楽しみ。『こんなの~』は次で終わってしまうことが悲しい。

BL小説は今月も20冊読みましたね。 先月よりいろんな作家に手を出せた気がする。ほのぼの系なら『きみはまだ恋を知らない』、『宵越しの恋』がおすすめ。どちらもじんわり温かく読める。他だと『霧の楽園』が好き。私の好みドンピシャですわ……。シリーズものも何冊か買ったのでそちらはゆっくり読み進めていきたい。

BLはRenta!で買うと豪語していたにも関わらずKindleの方が半額で買えたりするので1ヶ月でKindle派に寝返ってしまった。ポチるのが楽しくて積み本が溜まっているのでちゃんと消化していきたい。