寝て 食べて また寝る

好きなことのあれやそれ

1月の本

 

私は読んだり観たものをすぐに忘れてしまうので1月に買って読んだものをまとめました。毎月続けることができたらいいな。

今回は漫画、BL漫画、BL小説でまとめました。

 

 

漫画

『来世は他人がいい』

なんのきっかけか忘れてしまったけど、試し読みでめちゃくちゃ面白くて速攻コンビニにAmazonギフト券買いに行ってこの作者の漫画全部買った。関東のヤクザの息子の深山霧島と関西のヤクザの孫娘の染井吉乃が婚約して吉乃が関東に行き一緒に住むんだけど、深山霧島がキング of クズでめちゃめちゃに好き!!!!!!他の女抱きながら自分の好きな人の惚気話する男がめちゃめちゃに好きなんだ……。深山霧島の頭の狂い具合が好きなんですが、普通ぶってる吉乃も深山霧島を惚れさすくらいには狂ってる。3巻が3月に出るらしいので楽しみ。

 

『二人は底辺』

二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)

二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)

 

吉乃の祖父の養子で吉乃の家族である翔真が過去にどうして染井家に養子に入ることになったのか、吉乃との出会いが描かれている話。単行本には入ってなくて、電子書籍のみの取り扱い。単行本買った人は絶対にこれも買って欲しい!!!これも本編です!!!本当に本当に翔真くん好きなんですが、こいつも他の女抱いたあとに吉乃の飯食いたいとか言うやつなんですわ……そんなん好きじゃん……。性欲なさそうな顔して、なんでもないように女抱ける男も好きなんですよね。翔真はヤクザじゃないんですが、バリバリ刺青入ってて、その刺青が鯉と龍とソメイヨシノなんだけどその理由を教えて……。その理由が垣間見える話になってる。

 

春の呪い

読み終わってまず思ったのが「全2巻でこのクオリティはすごい」だった。ギャグっぽさもあるんだけど基本シリアスで、終わり方にびっくりした。爽やかに見せかけて地獄なんだけど、スルスル読める。ストーリーを作るのが上手な作者だと思う。

 

 

BL漫画

『ヤギとオオカミの発情事情』5話 

ヤギとオオカミの発情事情 (Charles Comics)

ヤギとオオカミの発情事情 (Charles Comics)

 

単話配信最後なので後日談等加えて単行本発売になりそうと思ってたらもう決まってた。ときしばさんはエロ上手いのでエロ読みたかったらおすすめ。

 

『いとしの猫っ毛』1.2巻 

いとしの猫っ毛 (CITRON COMICS)

いとしの猫っ毛 (CITRON COMICS)

 

ずっと気になっていて、Renta!で試し読みが大量にできたので読んだらまんまとハマった。ほっこりする日常パートとゲイとノンケの性に関するリアルさのバランスが絶妙で綺麗事だけじゃない感じが良かった。特に2巻冒頭のけいちゃん(受け)とポンちゃん(攻めがやっている貸家の住人)の会話が本当に好きだった。ゆっくり続き買っていくと思う。

 

『俺たちは新婚さんかもしれない』

俺達は新婚さんかもしれない (バンブーコミックス Qpaコレクション)

俺達は新婚さんかもしれない (バンブーコミックス Qpaコレクション)

 

面白そうだと思ったんだけど、絶妙に好みではなかったんだな…。この作者の他の作品もそうだったのでこの方のはたぶんもう買わない。私の好みではないだけで面白いと思う人の方が多いと思う。

 

『チクBINGO★岸和田、乳首異常に感じるってよ』16話 

チクBINGO (1) (ビーボーイコミックスデラックス)

チクBINGO (1) (ビーボーイコミックスデラックス)

 

いつも通り楽しく読みました。

 

『幼馴染が欲求不満で困っている』

幼馴染が欲求不満で困っている。 (Charles Comics)

幼馴染が欲求不満で困っている。 (Charles Comics)

 

幼馴染もの読みたくて買ったんだけど、BL小説ハマったあとに読んだのもあってかストーリーが物足りなかった。BL小説ハマったのを抜かしても好みではなかったな。

 

 

BL小説

『魔女の血族オリジナルウィッチ』

エロと複数プレイと言ったら西野花さんなのではないでしょうか?エロの描写が本当に上手いので、エロメインの話が読みたいなら西野花さんの作品読んでおけば間違いない。この作品はほぼ対攻めで、エロい木馬に乗るプレイが好きでした。

 

『劣情スイッチ』

劣情スイッチ 【イラスト付】 (SHY文庫)

劣情スイッチ 【イラスト付】 (SHY文庫)

 

西野花さんでは複数プレイ一切なしという珍しい作品。ただ、義兄弟です。「お兄ちゃん」プレイが良かったな。おそらく兄×弟の方が私は好きなのですが、兄弟ものの大半は弟×兄な気がする。兄弟もの好きなので兄×弟たくさん見つけたい…。



『エンジェルヒート』

エンジェルヒート (花丸文庫)

エンジェルヒート (花丸文庫)

 

 

『エンジェルヒート〜in Love〜』

エンジェルヒート ?in Love? (花丸文庫)

エンジェルヒート ?in Love? (花丸文庫)

 

 

『エンジェルヒート〜Blood〜』

エンジェルヒート?Blood? (花丸文庫)

エンジェルヒート?Blood? (花丸文庫)

 

エンジェルヒートシリーズは3Pなんですけど、私は複数プレイで一番3人が好きなんですよね。エンジェルヒートっていう媚薬を受けに使って、その媚薬製造の元締めの攻めたちが性奴隷にするんですけど、性奴隷というより普通に愛されていくので痛くないです。ストーリーというよりエロが読みたくなったら読んでいる。

 

『くちびるに蝶の骨〜バタフライ・ルージュ〜』

これは前に漫画で途中まで読んでいて、続きが気になったので購入しました。8割方お互いに思いをきちんと伝えず、すれ違いすぎて辛いんですが大好きな監禁シーンがあるので楽しく読めました。

 

『おとなりの野獣さん』

おとなりの野獣さん (幻冬舎ルチル文庫)

おとなりの野獣さん (幻冬舎ルチル文庫)

 

甘めの執着のお話が読みたくて買ったんだけど、文章やセリフが合わなかったのでこの方の作品はこれ以降買わない予定。内容は面白かったので文章を楽しんで読める方は良いと思う。

 

『花嫁代行、承ります!』

花嫁代行、承ります! (ガッシュ文庫)

花嫁代行、承ります! (ガッシュ文庫)

 

「宗凛」が読んで一発目の感想でした。何言ってんだって感じだが、「宗凛」としか頭の中に浮かばないので宗凛好きな女は読んで欲しい。一途で寡黙な攻めと頑張り屋で健気で天真爛漫さのある受けだからか?続編もあるのでそちらを買おうか迷ってる。1人は無邪気に1人はどうにもならない思いを隠して、ずっとずっと大事に抱えて一緒に過ごした高校2年生の夏の刹那さにぎゅっと心臓が痛くなった。

 

『毎日カノン、日日カノン』

毎日カノン、日日カノン (ディアプラス文庫)

毎日カノン、日日カノン (ディアプラス文庫)

 

幼馴染ものを読みたくて買った作品。幼馴染というよりふんわり主従って感じだったな。文章が好みではなかったのでこの作者さんはもう買わないと思う。自分を攻めの「お手伝いさん」と思っている受けと、受けのことを「お嫁さん」と思っている攻めで、最初からお互いの認識が違って展開していくんだけど、内容も好みではなかったかな。ほのぼの甘いの好きな人は好きかもしれない。

 

『忘却の月に聞け』

忘却の月に聞け【SS付き電子限定版】 (キャラ文庫)

忘却の月に聞け【SS付き電子限定版】 (キャラ文庫)

 

めっっっっっちゃくちゃ好きな作品。宮緒葵さんの作品に多いわんこ攻め感がほとんどなく、序盤は特にオレ様攻めなんだけどその攻めが記憶喪失になって人格が幼児退行してからのときめきがすごい。読んだ人は絶対1回は読み返すことになる。異母兄弟だけど読んでると忘れちゃうくらい異母兄弟って感じはしない。本当に何度も読み返している作品。

 

『ぱんつを穿きたい3日間』

ぱんつを穿きたい3日間

ぱんつを穿きたい3日間

 

このシリーズの一番最初の「渇仰」が何度も読み返すくらいとても好きで、その続きの話。ほぼエロなんですが、その中でも達幸(攻め)が明良(受け)が汚したパンツを嗅ぎながら明良の穴で自慰するのがド性癖でした!!!

 

『奈落の底で待っていて』

奈落の底で待っていて (ディアプラス文庫)

奈落の底で待っていて (ディアプラス文庫)

 

宮緒葵さんの「犬」作品その1。良いところのお坊ちゃんから男娼になった受けと、受けの美貌と奏でる笛の音に囚われ身請けを願う攻めの話。

 

『堕つればもろとも』

堕つればもろとも

堕つればもろとも

 

宮緒葵さんの「犬」作品その2。「奈落の底で待っていて」よりこちらの方が好きだった。受けに踏まれて蹴られて興奮する攻めがめちゃめちゃに性癖に刺さった。時間逆行ものでその辺の説明はないけど気にするな。

 

『mother』

mother (花丸文庫)

mother (花丸文庫)

 

丸木文華さんの作品の中でこちらを最初に読んだのですが、めちゃくちゃ性癖に刺さって丸木文華さんの作品を読むようになりました。本当に本当に好きな作品。読みながら桜庭一樹さんの「私の男」みたいだなと感じたので、「私の男」好きな人は好きだと思う。ハッピーエンドかバッドエンドか判断に迷う作品。私はバッドエンドがハッピーエンドだと思う人間なのでハッピーエンド云々の感性は信用しないで欲しい。最後の攻め視点の話が本当に好きなのでそこばかり繰り返し読んでいる。高校生の時にレイプされ人との関わりを避けてる受けと高校生の時からずっと受けのそばにいる攻めが導入なんですけど、サンプル読んで大丈夫そうならとりあえず読んで欲しい。キーワードは天使と母性です。

 

『言いなり』

これも読む人によってはバッドエンドですね。受けに邪険にされているにも関わらず犬扱いに喜んで奉仕する攻めの正体が謎で、攻めの正体はおそらくこの2択だけどどちらだろう…と疑いながら読み進めた。タイトルも「mother」と同様うーんと唸るようになっていると思う。

 

『鬼子の夢』

鬼子の夢 【イラスト入り】 (花丸文庫)

鬼子の夢 【イラスト入り】 (花丸文庫)

 

丸木文華さんの作品の中ではエロ多めだと思う。監禁シーンあります。

 

『モンスターフレンド』

モンスターフレンド (クロスノベルス)

モンスターフレンド (クロスノベルス)

 

これはサイコパスものですね。他の丸木文華作品の攻めとはまたひと味違って怖さのある攻めだった。感受性の大切な部分が欠けていて絶対に受けを自分のものにする攻めと、攻めからは一生逃れることが出来ない受けで後味の悪さは丸木文華作品の中でも際立っているのではないでしょうか?最初読んだ時は苦手だなと思ったけど、2回目読んだらどうしようもなさがクセになってしまう感じがあった。丸木文華作品の一発目にはおすすめしない。

 

『堕ちる花』

堕ちる花 【イラスト付】 (SHY NOVELS)

堕ちる花 【イラスト付】 (SHY NOVELS)

 

夜光花さんの作品でどれか読んでみたくてシリーズもののこの作品を読んだんだけどホラーチックで、私はホラーや怖いものが苦手なので話は面白かったけどこのシリーズはもう買わないかな。この方はミステリーに定評があるようなので、そういうの好きな人は良いと思う。ホラーよりのミステリー作品が多そうだからこの方はもう買わないかもしれない。

 

『あの日、校舎の階段で』

あの日、校舎の階段で (ショコラ文庫)

あの日、校舎の階段で (ショコラ文庫)

 

執着ものを探していて、この作品を挙げている人が多かったので購入したのだけれど、私の好きな執着とは違ったな。ずっと受けのことが好きで諦めようとしてもどうしようもなく好きな攻めと、攻めの想いが煩わしくて逃げ続ける受けの話。お互いが感情を上手く伝えられず2人とも苦しむ展開が最後の方まで続くのでそこが私は辛かった。ただ、好きな人は好きだと思う。

 

『処女執事~The virgin-butler~』

良い意味でタイトルと表紙に騙される内容。第一印象で「エロがメインなのかな?」と思う人が多いでしょうが、ストーリーが面白くて切なさと甘さ残る最後になっている。2回目読んだ時にじーんときてしまった。エロは確かに標準より多いかもしれないけど、良い意味で裏切ってくれる作品だった。この作者さんの他の作品読んでみたい。

 

 

1月は「来世は他人がいい」、「忘却の月に聞け」、「mother」が何回も読み返すくらい好きでした。どれも本当におすすめ。

BL小説は「執着」をキーワードに、色々調べたり検索して当てはまった作品を主に購入していきました。病んでたり狂ってる攻めが好きなので必然的にエロ多めの作品ばかりですね。1月後半に突如BL小説欲求が出てきてめちゃくちゃ読み漁ったな。一穂ミチさんや凪良ゆうさんの作品を読みたいけど、たくさんありすぎて迷ってるので色々レビュー見てから読みたい。